R1029848aaa
■ ミニバラ:バレリーナ
バラ科バラ属
■ 系統
HMsk(ハイブリッド ムスク)
■ 学名
Rosa hybrida hort 'Ballerina'
■ 作出年
1937年
■ 作出国
イギリス ベントール
■ 作出者
Ann Bentallさん
■ 分類
落葉低木
■ 咲き方
四季咲き
■ 樹丈
1m~2m
2m~3m(地植え)
シュラブ系半つる性
■ 花径
3cm
花弁数は5枚です。
■ 花色
咲き始めは、若干濃いピンクのものもありますが、
多くは、淡いピンク色で、中心が白の一重の平咲き。
小輪一重平咲きですが、房咲きなので見ごたえがあります。
■ 香り
微量
■ 特徴
英国式フラワーアレンジメントの流行によって生産さ れた
イングリッシュ系の一重咲きのつるバラです。
アーチやフェンス、家の壁面に這わせたりして楽しみます。
■ 植え付け期
植え替えは一番花が終わった6月頃に、
根鉢を崩さないよう、一回り大きな鉢にします。
■ 誘引
花が上部に付く傾向があるので、枝を曲げて、
水平に、誘引する事で花数が増えます。
その際、今年伸びたつるバラの枝を誘引します。
太い枝は、下のほうで無理に曲げたりしないでおきます。
(下が空いている時は、細い枝を。水平に誘引すると、
下のほうも、花が付き、豪華に見えると思います。)
まず、下から伸びてきたツルは、まず上に伸ばしておき
秋に、左右に、水平近く広げるようにして誘引すると
良いと聞きました。(その際に、細い枝には、
花が付かないので切り取っておくと良いと思います。)
やさしく支柱に添わせ、麻ひもなどで縛って誘引します。
■ 剪定
まずは剪定をしないで枝を育て、
花が咲いた年から剪定を始めます。
つるバラの誘引が終了したら、シュートの先端を
20cm〜30cm剪定します。
すべての枝については、30〜50cm切り詰めます。
目標としては、12月中旬から1月ごろ、
花の咲いた枝は根元から2〜3芽で切り、
小枝が密生したところや、元気のない枝は、
その枝の根元から切り落とします。
例えば、古い枝の途中から出た、元気なシュートが
伸びてきた場合は、そのシュートを生かして伸ばします。
分かれた、上の部分の古いシュートは、切り落とします。
■ 夏の管理
新梢(シュート)を育てることが大事。
花後は結実させないよう、早目に花がらを切りとります。
花がらを切った部分から、新芽が伸びるほか、
株元や、太い枝の途中から、勢いのよい太い新梢(シュート)が
伸びてくるので、それを大事に育てます。
これらのシュートは、翌年・翌々年の、花を沢山咲かせる枝。
株に、充分肥料を与え、シュートを沢山ださせるようにします。
シュートが30cm程に伸びたら、その都度まめに結んでいきましょう。
結ぶ時は、8の字に結んだほうが枝が擦れず保護できるそうです。
12月ごろは、長く伸びたつるを整理し、
剪定して誘引しなおすのに最適な時期のようですので、
特に夏には、剪定をしません。
■ 用土
市販の園芸用土を我が家では使っています。
その用土に、粒状肥料「マイローズばらの肥料 」を混ぜています。
量は、6号鉢では20g、10号鉢では70gです。
■ 花がら切り・切り戻し
この房咲きタイプの場合は、花が終わったものから、
花がらを切っていき、ほとんど咲き終わったら、
房の手前で切り戻します。
■ 水遣り
生育が旺盛な時は、土の表面が乾き始めたら、たっぷりと。
水やりは、なるべく午前中に行ない、葉がしおれそうなら、
夕方でも軽く水を与えます。
水が不足すると根を傷め、生育も遅れます。
■ 肥料
ツルバラは、日当たりと肥料を好みますので、
元肥を、たくさん入れて、追肥(配合肥料など)もしてあげます。
粘土質の土では、育ちが悪いので、株まわりを掘って、
※新しい培養土
※(黒土、赤土にパーライト、腐葉土を2-3割程度混ぜたもの)を、
なるべく多く客土し、元肥(乾燥牛糞、マガァンプK等)を入れて
埋め戻しておくと良いそうです。
■ 場所
日当たり、風通し、水はけの良い場所。
■ 花言葉
「やんちゃ」
■ 誕生花
6月1日
■ 花市場